ホームページの作成を考えているけど、実際にどれくらいの費用が掛かるのか気になりますよね…。また、初めてホームページを作る場合など、できるだけ予算を抑えて作りたいと考えますよね。
そこで、ご自身でホームページを作る場合に必要な予算や、業者に頼んだ時の費用など、制作する前に相場を知っておくと安心だと思います。
事業の拡大やお客さんの信頼度を上げるためにホームページを検討している人の参考になれば幸いです。
ホームページ制作費用や料金の相場
目的 | 初期費用(相場) | 運用費用 | 製作期間 |
---|---|---|---|
コーポレートサイト(企業) | 無料~100万円以下 | 別途必要 | 1週間~1カ月程度 |
ECサイト | 30~150万円 | 別途必要 | 3週間~3カ月程度 |
ランディングページ(LP) | 10~30万円 | 別途必要 | 2週間~2カ月程度 |
ポータルサイト | 50万円以上 | 10~30万円以上 | 2カ月~5カ月程度 |
リクルートサイト | 50万円~300万以上 | 10~30万円以上 | 3カ月以上 |
企業サイトやコーポレートサイトでは、会社の名刺代わりになるようなページ数が少ないホームページや、本格的な集客を目指す大規模サイトなどがあります。
なので、目指したいホームページによって制作費用が大幅に違ってくるのでしっかりと考えて申込を行うといいですね。それでは、下記から各目的ごとの詳細をご紹介していきます。
コーポレートサイト(企業向け)のホームページ制作費用や料金相場
コーポレートサイトとは、会社や店舗紹介を中心としたホームページです。なので、更新頻度が少なく毎月の維持費などコスト面も必要最低限にできるメリットがあります。
コーポレートサイトの記事構成は「会社概要・事業内容・採用情報・お問い合わせフォーム」などがメインとなります。また、店舗サイトの場合でも「お店紹介・メニュー・サービス・アクセス情報・お問い合わせ」などのコンテンツで構成されます。
さらに、10万円以下で「とにかく安くホームページを作りたい」という人は、フリーランスや個人で活動している制作会社に依頼することが多くなります。
また、初期費用が無料とお得度がある制作会社は、月額の費用が必要で「毎月の運用費用に転嫁されている」こともあります。さらに、契約期間などシバリ(2年契約)を設けているところもあるので注意して申込を行うようにしましょう。
例えば、2年のシバリがあって毎月2万円が必要な場合は、48万円の支払いをすることになります。なので、運用費用や契約期間などに注意してくださいね。
ECサイトのホームページ制作費用や料金相場
ECサイトは、ショッピング機能も充実した通信販売も行えるホームページです。ある程度しっかりとしたオリジナルデザインのECサイトにするなら30~150万円程度の制作費用が掛かることがあります。
ですが、ショッピングサービス機能をレンタルしているASPサービスをカスタマイズして構築する方法もあります。毎月の固定費用が必要になりますが、はじめてオンラインショップを行うなら「カラーミ―ショップ・EC-CUBE・shopify」などを利用する方法もおすすめです。
ただ、オンラインショップでの実績が付いてくると他ショップとの差別化を取り入れたくなります。その場合のオリジナルデザインのECサイトを制作すると最低でも50万円以上は必要になります。
ランディングページ(LP)のホームページ制作費用や料金相場
ランディングページ(LP)は、グーグルなどの検索やWEB広告経由でユーザーを獲得した最初のページを意味します。販促に特化したホームページとなり、集客や購買につなげるための動線を作るため高額になることが多いです。
ご自身で企画構成を行ってデザインを依頼するだけなら制作費用を抑えることができますが、販売戦略のプロにお願いした方が売り上げに繋がります。
ポータルサイトのホームページ制作費用や料金相場
ポータルサイトとは、Yahoo!などのホームページをイメージしてもらうと分かりやすいですね。ポータルサイトは、多数の便利な機能を詰め込んだり、会員登録や管理なども重要でページ数も膨大になります。
目的としている業種にもよりますが、最低でも50万円以上の予算を用意しておいた方がいいですね。また、ポータルサイトの規模によっては1,000万円以上になることもあります。
リクルートサイトのホームページ制作費用や料金相場
リクルートサイトとは、求人専用のホームページのことをいいます。近年力を入れている企業が非常に多いので、コーポレートサイトの中にコンテンツとして制作することも増えてきました。
基本的な会社紹介などに、従業員の働いている姿やインタビューなど動画を掲載することも可能ですが、制作費用の幅が広く比較的料金が高額になることがあります。
個人事業主が低予算でホームページを作るならコーポレートサイトが圧倒的に安い!
ホームページ制作の料金など相場をご紹介してきましたが、圧倒的に低予算で作るならコーポレートサイトがおすすめです。
一番安くホームページを作る方法は、ご自身でコツコツ作ることが出来れば安いです。また、信頼性が高いコーポレートサイトを作る場合は、オリジナルのドメインを作った方がお客様に安心感を与えることができますよね。
では、自力でホームページを作る方法って?と思われた方に簡単ですが必要な項目を作ってみました。
- レンタルサーバーを契約する
- オリジナルのドメインを取得する
- そのドメインでワードプレスを使えるようにする
- ワードプレスのテンプレートを選ぶ
- ワードプレスのテンプレートを購入する(任意)
- 記事の構成を考える(会社概要・商品案内・お問い合わせなど)
- トップページを作る
- 書くページを作る
- 完成
というように、これだけの労力が必要になります。コツコツと時間を掛けて作りたい人は、当サイトで解説している「ドメイン料金とレンタルサーバー費用だけで制作するホームページの作り方」を参考にしてみてくださいね。
しかし、会社やお店のことをしながら上記の項目を行うってかなりの時間が掛かり挫折する人も多いのが現状です。
そこで、おすすめするのがフリーランスや小規模の制作会社に「ある程度の土台(ホームページ)」を作ってもらう方法が将来的にも安く運営することができます。
例えば、当社の場合は、プランを選んでもらい「レンタルサーバー」と「ドメインの取得」だけをお願いしています。安心して使えるエックスサーバーやお名前ドットコムからドメインを取得するだけなので簡単です。
また、代理で取得することも可能なので、お気軽にお申し付け頂ければ幸いです。下記のボタンをタップしてもらうと申込方法や取得方法を詳しく解説していますので、そちらも参考にしてくださいね。
個人事業主が気になるホームページ制作以外に必要な費用とは?
ここでは、個人事業主さんが実際にホームページ制作を行った後に必要になる費用についてご紹介していこうと思います。
年間のドメイン維持費用が必要
ドメインとは、お店の名前として新規で申込む方法が理想的です。無料のドメインなどもありますが、広告が出たりドメインが長くて見にくいデメリットの方が多いので「世の中に存在していないたった一つのドメインを取得」しましょう。
ドメイン費用は「.com」を取得すると年間で1,000円~2,000円ほどになります。毎月のコストは90円~170円程度なので、そこまで負担になることはありません。
注意点としては、年間契約になるので途中解約することができません。また、中止する時は予め更新しないようにドメイン会社の管理画面で設定することを忘れないようにしましょう。
毎月(年間)のレンタルサーバー費用が必要
こちらのレンタルサーバーも絶対必要になります。レンタルサーバーとは、先ほど取得したドメインを稼働させる場所でもありますので、安全性が高く信頼できるレンタルサーバーを利用するようにしましょう。
使用するCMSが有料版なら購入する費用が必要
CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、WEBサイトを制作する時に一元的に保存・管理するシステムのことです。
理解しにくいと思うので簡単に説明すると、CMSを導入していないと全てのページをプログラミング(HTMLなど)する必要があり経験者でないと変更や更新することが困難です。
一方CMSをベースに作られたホームページは、ワードプレス内でテキストや画像などの変更などが容易に編集することができます。また、無料のCMS(テンプレート)もありますが、デザイン性・SEOなどを考えると有料版のCMSを購入した方がメリットが大きいと感じます。
費用は買い切りが多いので約10,000円~20,000円程度の予算と考えておきましょう。では、どんなCMS(テンプレート)がいいのか悩むと思います。
ASPカートを利用すると毎月の固定費が必要
ASPカートとは、ネットショップで商品を販売する際に必要になるサービスです。独自ドメインでショッピングカート機能を使いたい場合は、便利なASPカートを提供しているものを利用した方が手軽にホームページを作ることができます。
費用は、毎月1,000円程度のものから4,000円程度と利用する方法によって違いがあります。特定の商品に限定してオンラインショップを始める人は低費用のASPカートでも問題ありません。
しかし、商品数が多かったり顧客の管理機能など優れたASPカートになればなるほど高額になります。ただ、当面はコーポレートサイトの店舗紹介HPだけで良いという人はすぐに必要な機能ではありません。
制作会社へ支払う管理費や固定費が必要な場合もある
こちらはホームページを作成してもらったフリーランスや制作会社に管理費用として固定費が掛かる契約した時に発生する料金です。製作費以外に更新費用や管理費用を請求するサービスもあるので申込前にしっかりとチェックしておきましょう。
個人事業主さんの場合、ホームページ制作には2種類の運営方法があると思います。一つ目は「とりあえず店舗の名刺代わりにホームページを作った」場合、更新頻度も少ないので毎月の管理費用などがない制作会社に申し込んだ方がいいです。
2つ目は「ホームページを日々更新する」場合、ご自身で更新するのか制作会社に依頼するかで申込方法が代わります。制作会社に依頼して日々の更新をお願いする場合は、管理費や固定費が絶対に必要になります。
少しでも経費を抑えたい人は、あなた自身でホームページの更新を行う必要があります。しかし、更新と言っても慣れてくると簡単にできるので、隙間時間がある人はこちらの制作方法がおすすめですね!
まとめ
今回は、ホームページ作成に掛かる制作費用や維持費・管理費など詳しく解説してきました。ご自身で制作した方が圧倒的にお安くホームページを作ることができますね。
しかし、実際のところ製作時間を掛けたくない人も多いと思うので当社のホームページ制作をぜひ利用して頂ければと思います。ホームページが完成したら自分で更新できるようにサポート(制作後1カ月程度)もありますので、低価格である程度のクオリティーが高いデザインを求めている個人事業主さんにおすすめです。